胃痛や胃炎、胃潰瘍といった胃に関するトラブルや痛みは、年齢とともに増加する傾向にあるのだろうか?
若い頃はそんなに気にしていなかった胃痛などの症状も、40代になると頻繁に悩まされているという人は多いように思う。
これは、加齢によって胃粘膜保護機能が弱ってくることが原因なのか?
日常生活を送っていると、人間は様々なストレスやプレッシャーにされされることになります。
会社や職場での人間関係やノルマ、労働条件などなど・・・
生きていくうえで、全くのストレスフリーでいられる人なんて存在しないでしょうね。
これは、サラリーマンだけが抱えている問題というわけではなくて、自営業者でも主婦でも同じように人間関係やプレッシャーを抱えながら生活しているんですよね。
もっと言ってしまえば、大人だけではなく小学生でも同じような悩みやストレスを抱えて生きているんです。
冷静に考えてみると、小学生や中学生の頃の「いじめ」の方が酷かったよなーなんて事もあるかもしれません。
人間関係って、いくつになっても何らかの問題を孕んでいるものなのかな・・・
そう考えると、子どもだからとか、若いからストレスや悩みがなかったなんてことはない訳ですよね。
勉強や友人関係、思春期になると恋愛でも深く深く悩みます。 (*^_^*)
でも、あの頃って「悩みやストレスで胃が痛い・・・」って、なりましたか?
すごく悩んで落ち込んでいるほんの一時期は胃が痛かったりしたかもしれませんが、何か月もの間、ずっと胃の痛みに悩まされているということはなかった気がするんですよね。
僕の場合、若い頃も、40歳を過ぎた今でも、真剣に悩み、ストレスを抱えながら生きていることに変わりはないのに、何故か胃の傷みは比べ物にならないくらいにひどくなっています。
これは、ただ単に加齢によるものなのでしょうか?
勿論、加齢によって胃の粘膜保護作用が低下していくのは事実でしょう。
しかし、加齢以外の原因も考えてみたいと思います。
◆加齢による胃粘膜保護機能の低下
これは仕方がないですよね。
胃だけでなく、筋肉痛の治りが遅くなったり、
そんなに飲みすぎたわけではないのに二日酔いになったり、
揚げ物や脂っこいものが食べられなくなったり、
老眼で、近くのものが見えにくくなってきているし、
あと、何故か喉が渇くようになることが多くなりましたね・・・
◆ストレスの度合いや深刻さの違い
子どもの頃や若い頃の悩みって、すごく真剣に悩んでいましたが「自分の範囲内」のことが多かったですよね。
それが、年齢を重ねてくるにつれて、失敗したら自分だけでは済まないようなレベルの問題やストレスに変化してきていると思います。
失敗したら家族が路頭に迷ってしまう・・・
というような「自分が傷つくだけでは済まない」というレベルの悩みですね。
どちらも自分にとっては真剣で大事だったのですが、改めて考えてみると「周りに与える影響の範囲」が全然違いますよね。
◆ストレスを発散できる時間や仲間がいた
僕の場合は、若い頃と今とでは、これが大きく違いますね。
若い頃は悩みとかがあると、友人に電話をしたりして、長い時間喋っていました。
思いどおりにいかない苛立ちや悔しさなどを、たくさん話すことによって発散していたんです。
悩みや話を聞いてくれる友人もいましたしね。
しかし今は、そんなことで電話なんかしていたら、友人にも迷惑になるだろうとか考えちゃいますもんね。
自分自身で解決しようと、あれこれと思いを巡らせることが多くなりました。
・・・で、
結果、答えが出ずに、これ自体がまたストレスになっていくという。 (-_-;)
◆運動をする時間が少ない
僕の場合は、これも当てはまります。
運動や体を動かす時間は、極端に少なくなりました。
「仕事が忙しくて、そんな時間を取っている暇がない」とう理由からですが・・・
※でも、この考え方は健康を損なうものだと認識することができるようになってからは、運動する時間もちゃんと取っています。 (*^_^*)
ということで、
総合的に考えてみると・・・
ダメじゃん!
ということになりますね。
まあ、「加齢」は避けようがないので仕方がないとしても、それ以外の項目に関しては「自分の考え方や心がけ次第で良い方向へ改善する余地がある」とうことですもんね。
忙しいから・・・
という理由だけで、大切な健康を手放してしまうのは「愚か」以外の何物でもありません。
「仕事」と「健康的な生活」は相反するものなのでしょうか?
自分の健康を犠牲にしてまで働かなくては生きていけないのだろうか・・・?
もう一度よく考えてみなければ・・・