仕事やプライベートでの人間関係で「信頼を得る」ってどういうことなんだろう。 
 
「あの人に任せておけば大丈夫!」って思ってもらえるってこと? 
他人から頼りにされるってことだと思うんだけど、これってそれになりの責任も伴うんだよねぇ・・・ 
頼られるってことは、多かれ少なかれ「その人の面倒をみてあげなきゃいけない」ということだと思うんですよ。 
 
相手によってはこれがストレスになったりしてね(苦笑)
 
 
 
 
「他人(ひと)に頼られるよな人間になりなさい!」 
 
小学生の時に先生に言われたような気がするこの言葉・・・ 
 
 
 
 
たしかにねぇ・・・ 
 
たくさんの人から頼りにされている人って、「リーダーシップ」とか「カリスマ性」とか「並外れた行動力」というようなイメージが強くて、「多くの人から認められていて頼りにされている存在」という感じがしますよね。 
 
「誰もがそういう人間になりたいと憧れられている存在」ですよね。 
 
 
 
 
「そんな人間になりなさい」 
「そんな人間を目指しなさい」 
 
といのは、確かに道徳的な教育としては良いのでしょうが、これって「人によりけり」だと思うんですよねぇ・・・ 
 
 
 
「リーダー的な存在」の人って、小さい頃からそういった資質を持って生まれ育ってきた人が多いと思うんですよ。 
 
 
だから、そういう具合に他人から頼りにされたり問題を持ち込まれたりしても「おお!俺に任せておけ!」という志向が出来上がっているので、それを「余計な労力」というようには感じない人が多いのではないかと思います。 
 
 
 
 
それと同じことを、持って生まれた人間性がリーダー型ではない人がやろうとしてもストレスになっちゃうような気がするんですよねぇ・・・ 
 
 
 
 
僕は昔から「リーダー型の思考」でしたから、友達から悩みを打ち明けられたり頼まれたりすると、(喜んで?)相談に乗ったり一緒に問題解決に奔走したりという行動をしていました。 
 
 
「親切の押し売り」ということではなく「頼られるとほっておけない」という意識でしたね。 
 
そういった気持ちでの行動に「見返り」は一切求めません。 
 
 
 
 
ただこれが・・・意外と疲れるんですよ・・・ (-_-;) 
 
 
 
まあ、相手によりけりなんですけど、「依存心が強い人」に頼られるとかなりこちらのエネルギーを持っていかれます。 
 
 
 
 
こういうタイプの人って、自分で解決しようという意識のない人が多いんですよねぇ・・・ 
 
「どうすればいいか相談に乗ってよ!」 
 
ではなく、 
 
「あなたがなんとか(解決)してよ!」 
 
 
という感覚の人って結構いますからね。 (-_-;) 
 
 
 
「他力本願」の人って、何をやっても上手くいかないでしょうし、人から信頼されることもないでしょう。 
 
そういう人に頼られる(憑りつかれる)と、かなりの体力と精神力を失ってしまいます。 
 ↑ 
それと「時間」もですね。 (-_-;) 
 
 
 
 
 
「本当の意味でのリーダー」って、依存心の高い人たちのこともひっくるめて組織やチームを上手くまとめて導いていく力を持った人だと思います。 
 
 
 
頼って来る人たちを「切り捨てる」のではなく、かといって「すべてを背負い込む」のでもない。 
 
「絶妙なバランスで組織やそれぞれの人間の方向性を示すことができる人」なのではないでしょうか? 
 
 
 
 
こういうことを理解したうえで「信頼を得る」という事柄を考えてみると、今まで気付かなかった物事が見えてくるかもしれませんよね。 
 
 
リーダーシップやカリスマ性がある人って、自分のことだけではなく周りの人も含めた次元で物事を見ているんだと思います。 
 
 
これが「人間の器」ということなんでしょうねぇ・・・ (*^_^*) 
 
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