僕は以前、仕事での人間関係から抑うつ状態(鬱病)に陥って、本当に辛い毎日に苦しんでいました。
今はお蔭様で、うつ病とは無縁の充実した楽しい日々を過ごせるようになっていますが、あの頃を思い出すとゾッとします・・・
今回は、僕がうつ状態に陥っていく原因と、そのプロセスを検証してみたいと思います。
現在、鬱病に苦しんでいる人の参考になればと思います。
「うつ病」や「抑うつ状態」になってしまうと、想像もできないくらいに本当に苦しい時間を過ごすことになります。
私たかみも、うつ状態に苦しめられた経験を持ちます。
僕は、昔から明るい性格で、「うつ病」などとは全く無関係というイメージの人間でした。
自分でもそう思っていましたし、周りの人たちからの印象も「鬱とは無縁の明るい人」だったんですよ。
ところが、あんな苦しみを経験することになろうとは・・・
僕が「抑うつ状態(うつ病)」になってしまった原因
僕の場合は、いくつかの原因が重なって「うつ状態」にはまっていってしまったような気がします。
●真面目で几帳面な性格
まずは「自分の性格」ですね。
現在も、プログラミングやシステム開発を仕事にしているくらいですから、ひとつひとつの物事をきちんと積み上げていくことが得意なんですよ。
性格は、かなり生真面目で几帳面だと思います。
↑
自分で言うか・・・ (;一_一)
なので、失敗や問題が生じると、「その責任を自分で背負い込んでしまう」ことが多く、気苦労が絶えないですね。
こういったストレスやプレッシャーを溜めこんでしまう性格の人は、うつ病患者には多いそうです。
●人間関係(無理難題を押し付けてくるヤツの存在)
僕の取引先の「偉い人」に、かなり苦労させれらました。 (-_-;)
この人との繋がりは、取引先の上司(相手)と請負業者(僕)というような関係でしたので、「この人の言うことには逆らえない」という人間関係だたんですよ。
相手はクライアント。
自分は、相手の要望をヒアリングして形(この場合はシステム開発やウェブ制作などでした)にしていくというのが仕事になるわけです。
当然、この人とは何度も何度も打合せをしなければなりませんし、ベータ版(試作品)を見せて改善点がないかを話し合ったりと、濃密な接点が多かったんです。
打合せは会議室だけではなく、飲みながらの話も結構多かったですし、僕の案件とは関係のない話にまで無償で協力しなければならないこともかなりありました。
そんな間柄の人が、「性格の悪い自己中心的な人」だったのがストレスの始まりです。
打合せや会議の約束をすっぽかすのは日常茶飯事だし、約束の時間に遅れて来ても謝りもしない。
平然と「さあ、始めましょうか」って言えるタイプの人なんですよねぇ・・・
自分の間違いは絶対に認めない(ああ言えばこう言うタイプの典型でした)。
言う事がコロコロ変わるので、システム全体を作り直す羽目になったことも何度もあります。
おまけに「ドケチ!」なんですよ。
ゴリ押ししてでも、少しでも値切ろうとしてくるようなヤツ。
支払も、何かと理由を付けては遅らせよとしてくるし・・・ (T_T)
「打合せ」から「支払」に至るまで、とにかく気が抜けないというか・・・「次はどんな無理を言い出すんだろう」と常に緊張状態で接していなければならない人でしたね。
かなり常識はずれな感覚の人でした・・・ (-_-;)
この人には、一番苦しめられましたよ。
でも、家族のため(お金のため)には、こんな人にでもご機嫌をとって仕事を貰うしかなかったんです。 (T_T)
●人間関係(裏切り)
僕はネット系のシステム開発などの仕事も多いんですが、「ネットでの人間関係」は要注意人物が多いような気がします。
ネットだと、相手のことを簡単に切り捨てることができるとか勘違いしている人が多いのかなぁ?
突然連絡が取れなくなってしまう人もいたりします。
ネットの問題点といて指摘されていることだと思いますが、相手のことを考えて行動できない人が多いですよね。
「さらし」や「誹謗中傷」などが対面での人間関係よりも起こりやすい環境なのかと思います。
実際、仕事の人間関係でも「バックレ」や「音信不通」は珍しい事ではないですし・・・
嫌な世界ですよね。 (-_-;)
で・・・
僕の場合は、顔も知っている人に裏切られました。
この人もネットでビジネスを展開している人(って言うかヤツ)です。
自分のビジネスを大きく展開していくために、ウェブ上のシステムが必要ということで僕にシステム開発の依頼をしてきました。
しかし、このビジネスモデルにはそもそも大きな欠陥があり、著作権に触れる情報を収集するようなシステムを制作してくれというものだったんです。
(あまり詳しくは書けませんが・・・)
僕としては、当然「このシステムを作ると、著作権に触れますよ!」と言いますよね。
しかし・・・
「ああー、それに関しては大丈夫!」
「うちの方で解決するから!」
という答え。 (-_-;)
どう解決するのか詰めていくと、
「事前に1件1件連絡して了解を取るから!」とのこと。
結局このシステムを創ると、開発者である僕が著作権法違反で罪に問われて、その人は逃げる・・・的な危険な臭いがプンプンしていました。
「まずは、このシステムの制作が技術的にできるのかを明らかにしろ!」ということだったので、仕方なくベータ版(試作品)を制作することになったのですが・・・
3か月ほどで「この案件はやらないから!」と言う旨のメールで、すべてが無に・・・
↑
本当はもっと複雑で、たくさんのことがあったんですけど・・・
こちらの開発費用は請求するわけにもいかず、すべて自腹・・・ (T_T)
案件が開発中止になったり白紙になること自体は、何も問題ないんです。
この人の場合は、「罪になるかもしれない危ない部分は押しつけてやろう」という悪意が見えていたことが問題でした。
反社会勢力の人たちがやるような「トカゲのしっぽ切り」のような魂胆だったと思います。
ネットでビジネスをしている人が、すべてこんな人だとは思っていませんし、真面目にビジネスに取り組んでいる人もたくさんいます。
もしかしたら、今の日本の社会全体がこんな感覚になってきているのかもしれないですけどね。
だとしたら、本当に残念なことですね・・・ (T_T)
人を信用できなくなるようなことをされてしまうと、金銭面よりも精神的にかなりのダメージを受けてしまいます。
僕の考え方が甘いのかもしれませんが、「他人を蹴落として自分がのし上がろう」とか「ただ単に利用してやろう」というような悪意を持った人たちには、「つける薬」は無いようですからね・・・ (-_-;)
そして、さらに辛い状況が僕を襲います・・・
つづきはこちら>>>うつ病 症状と、僕が抑うつ状態になった原因を考えてみる・・・ビジネス失敗お金、極貧のストレス編。人間関係よりも辛い地獄が