世間では「清原和博逮捕」のニュースが連日報道されています。
「栄光と挫折」と言われていますが、あれだけのスーパースターでも、仕事(彼の場合は野球)が上手くいかないとか人間関係における悩みを抱えているんですね。
そのストレスを自己解決できずに「黒い関係」や「薬物」へと逃げてしまったんでしょう。
どんなに辛くても「薬物」は絶対にダメです!
その後に待っている人生は、さらに辛いものになってしまいますから・・・
薬物はダメです!
絶対にダメ!
手を出してはいけません!
平常時には「そんなことあたり前だよ!」って思っているのですが、自分がギリギリのところまで追い込まれてしまうと、何かに頼りたくなったり現実から逃げ出したくなったりします。
自分の中にある「弱い心」が顔を出してきてしまうんですね。
でも、これは普通のことです。
人間は誰でも弱いものです。 (*^_^*)
打ちひしがれたり、八方ふさがりの窮地に追い込まれた時には「弱い自分」が出て当然ですよ。
僕も、「うつ状態」の時には「マイナス思考」にどっぷりとはまってしまいました。
何をやっても上手くいかないし、誰と居ても楽しくない・・・
気分がちっとも盛り上がらないんです。
無理やりに冗談を言ったりして周りの人たちを笑させていることが苦痛でどうしようもなくなったりします。
はぁ・・・
かえりたい・・・
一人になりたい・・・
こんな気持ちじゃあ、何をやっても楽しくないですし、良いアイディアも生まれてきません。
そして、だんだん自分の殻に閉じこもっていってしまうのです・・・ (+_+)
こんな精神状態の時に、弱い心が話しかけてきます。
「もっと楽になりたいよなぁ・・・」
「ぜんぶやまちゃえば楽になるぞ・・・」
こういう思考が頭の中に広がっていくと、逃げ道ばかりを探すようになります。
清原和博氏も、逃げ道を探して苦しんでいたんでしょうね。
そして、彼が求めて逃げ道は「薬物」だったということでしょう。
しかし、薬物は何も与えてはくれません。
●人間関係を良い方向へ導いてくれるでしょうか?
●お金に困っている人を成功へと導くアイディアを閃かせてくれるでしょうか?
●痛めている体を健康へと導いてくれるでしょうか?
●愛する家族を幸せにしてくれるでしょうか?
全てが「NO!」ですよね。
それどころか、すべてにおいてマイナスの方向へと向かわせてしまうでしょう。
●人間関係は黒く染まっていき・・・
●薬物を買うためにお金は無くなり・・・
●体はボロボロになり・・・
●家族は離れていってしまう・・・
清原和博氏の場合も、まったくこのとおりです。
そしてもうひとつ気になることが・・・
清原和博氏が、以前出演した番組の中で「もう死んでしまおうかと思ったこともあった」と言っていました。
「こんなに辛いのなら死んだ方がましだ」
そう考えていたと告白したものです。
清原和博氏が考えていた逃げ道には「死んでしまう」という選択肢もあったということです。
人生において、このふたつは絶対に考えてはいけない「究極のマイナス思考」だと僕は思います。
どんなに辛くても、ここへ逃げ込んではいけません。
そこは「今よりも辛い、地獄への入り口」なんですよ。
そんなところに居て、心から笑えますか・・・?
でも・・・
一人で苦しんでいる時って、本当に辛いし苦しいんですよね。
もう何もかも捨てて逃げ出したくなってしまいます。
しかし・・・
あなたの逃げ場は、もっとすぐそばにあるのかもしれませんよ。
すぐ傍に居る人の顔を思い浮かべてみては・・・
もう1回出しておきます!